トップページ>60代からの木造住宅の快適性を重視した設計について
60代からの住宅の場合、バリアフリーを意識して、
段差をなくすことを考えられる方が多いと思います。
しかし、新潟の冬を考慮して、玄関の土間と上がり口には、あえて10センチ程度の段差を設け、
雪や水の浸入を防ぎます。
防水やお掃除を考えると、こお段差が使い勝手の向上につながると考えます。
そこで玄関土間には飾りにもなるベンチを設置し、座って靴を履くなどの利便性も考えます。
平屋ブームからも分かるように、老後の夫婦暮らしを見てみると、
2階の利用率が下がっているようです。
新築のケースを見ても、書庫や予備室などとして用ける方が多く見られます。
しかし、土地の事情から生活動線が2階となるなど様々なケースが考えられます。
そこで、階段については手すり、材質、幅、角度など安全を充分に考慮して設計します。
寝室はリビングの付近につくり、
顔は見えなくてもお互いの気配を感じることのできる設計にすることで
存在を意識しながら安心して生活できるようにしています。
どちらかが寝ている時に多少寝息が聞こえたり、
気配を感じたりできる事により、年を取った時は特に安心感が増します。
一歩部屋を出たら、お互いの気配が全く感じられない家というのは
年を取るにつれて怖いと感じるようになると思います。
昼間はリビングに近く、夜は寝室に近い方が便利なトイレ。
しかし
寝室から直接トイレにつながっているというのは、
極端だし、いちいちリビングを通るのも嫌。
このような様々な要望とその家の導線も重視して考え、より住みやすい住宅を設計します。
Fieldshop(フィールドショップ)では、電話やメールでお問合せをしていただいた後に、 実際に会ってから、依頼するかどうかを検討していただきます。まずはお気軽に建てたい住宅の希望や 場所などをお聞かせください。