2009年1月23日

木造住宅の耐震について①

ここ5年の間に新潟県では、2度も大きな地震がありました。

また、お隣の福島県では昨年、石川県では2年前に、同じような大きな地震がありました。

 

当然、木造住宅の「耐震性」に関心が深まるところです。

 

では、「が家はどうなんだろう?」と、当然思われますよね。

手始めに、最近の木造住宅の耐震性について、ちょっと紹介します。

 

木造住宅は、柱と梁で出来ています。
でも、それだけでは横からが地震のように大きな力がかかったとき
柱だけではもちません。

それで、筋違い(スジカイ)という斜めの部材を入れて、
「耐震壁」というものをつくっています。
ただ斜めの部材だけでは、簡単に抜けてしまうので
「建築金物」でしっかりと柱に止めています。(建築基準法という法律で決まっています)

 

  スジカイ④  

スジカイ①

 

また、基礎と柱をしっかり繋ぐ建築金物(ホールダウン金物という)も、必要です。
地震のときに、コンクリートの基礎から木造部分が離れt、転倒しないようにするためです。

スジカイ③

 

近くに木造住宅の現場があったら、こっそり覗いて
(決してお仕事の邪魔はしないように気をつけて!)
自分の目で確かめるのも、良いかもしれませんね。。。

 

お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで

2009年1月16日

ポイントに"赤"をくわえて!

住宅設計の中で、結構悩むのが"色"の使いかたです。

毎日々、生活する空間ですから、どうしても無難な"色"にまとめてしまいます。

でも、生活に活力も必要ですよね。

 

そんな時、ちょっとした部分にポイントとなる"色"を使います。

簡単なのは、
ベニヤ板に壁紙を張って、インテリアの一つとしてしまうこと。

簡単インテリア

 

もうひとつ、私がよくお客様に提案するのは
キッチン廻りにビタミンカラーをちょっと加えること。

システムキッチンの扉とか、ビルトイン冷蔵庫の扉とか。


キッチンのシステム収納nを"赤"にしてみました。
いい感じだと思いますが、いかがでしょうか?

キッチンの赤

 

ちょっとした遊びココロで、毎朝を元気に迎えられそうな気分になりませんか?

 

60歳代の住宅設計の参考にしてみて下さい。

 

 

お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで

2009年1月13日

大きい子ども部屋は必要?

お子さんのいるお家には、当然のごとく「子ども部屋」があります。

私の住宅設計でも、子ども部屋は間取りの1つです。

 

でも、将来、子どもが独立したら・・・
子ども部屋は、どうなるのでしょうか?

もちろん、ある時期は子ども部屋は必要だと、私も思います。

もちろん、子ども部屋を与える年齢にもよりますが、
ちっちゃくてもいいのではないか?と考えます。

寝るだけの部屋でも、いいじゃん!なんてね。

そのぶん、家族のスペースを少しでも広く取れるのではないでしょうか?

 

夫婦二人になったとき、快適に過ごせる「家」。

それが、私がライフワークとして提案していきたい住宅設計です。

 

 

 お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで

2009年1月 9日

安藤忠雄さんのゆってたこと。

ある雑誌で、あの「世界の安藤」こと、建築家安藤忠雄さんがゆってたこと。
「75歳くらいになったら、自邸を建てるのがいいなぁ。それも、うんとちっちゃい家!」
みたいのこと。

 

同感なのです。

75歳というのは「ちょっと、遅くないですか?」と突っ込みたくなるけどね。

 

私も、ちっちゃい家 ⇒ コンパクトな家  大賛成!!!

 

「夫婦二人」を単位にして、これかかの家作りを考えていきたいと、
今さらながら・・・、改めて思うのです。

 

ある秋の日 

お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで

2008年11月 4日

大正ロマンの薫り

IMG_2443.jpg

住宅設計の中でも、照明器具については"選ぶ楽しみ"があります。

これは、ある福祉施設に使った照明ですが、昔懐かしい感じがするでしょ?
"大正ロマン"を意識して選びました。

例えばこれを、リビングの読書スペースや、ダイニングテーブルの上などに
取り付けてみたら、いかがでしょう?

古民家風の住宅には、特にお薦めです。

 

 

お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで 

2008年10月28日

住宅設計の"収納"を考える①

 

IMG_0019.jpg

IMG_0018.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

住宅収納については必ずと言って良いほど「取れるだけ!いっぱいとってね」と
オーダーされます。

確かにその通りなのですが・・・
収納の中は、どのくらいの物を入れるのがベストなのでしょうね?

諺に「腹、八文目!」とありますが、収納も同じだと思います。
満腹ではなく、2割程度の余裕を持った使い方が理想でしょう。

その2割の余裕が、ふいのお客様の時に威力を発揮しますよ!

 

 

お問い合わせは、新潟住宅設計専門Fieldshopまで